住/自然建築 

Natural architecture

住まいの大切さ

私がこれから取り組んで行くことは住居に関することです。

心身共に健康に生きるために必要なことと言うと食べ物や水がまず挙げられると思います。それに加えて日々の生活に影響してくるものは住まいがあります。

これからの治療家は、心身のこと、食べ物のことに加えて、建物のことも必須ですね(笑)

 

私は元々、絵を描いたりモノを作るのが好きで建築家を志望していました。眼の病気があったりで当時は諦めたのですが、今このタイミングで住居に関わることになりました。

 

治療師という視点からも、健康な食べもの、飲み物。健康な心、人間関係。と同じように健康になれる住まいを考えることは大切です。 

住居の問題

住まいの問題は大きく2つあると思います。

それは耐用年数、シックハウスです。

ローンを組んで家を買うのに、払い終える前に家が傷んでくるという問題。化学物質を使うために起こる病気の問題。

 

資本主義と言う消費社会ではモノには長持ちしてもらっては困りますが、残念ながら家もそういった状況になってしまっています。

高いお金を払って買った家が長持ちしない。また心身が安らぐはずの住まいが病気になるような住まいになってしまっている。これではお金の為に追われてしまい、心身豊かに生きることができなくなってしまうのではないでしょうか。

 

昔は家を自分達で建てていた?

三重県で自然農の田畑を始めたのが2009年。

私が借りていた田畑の隣で畑をされていたのは当時83歳のおじいちゃんお百姓さんの I さんでした。

その戦前生まれの I さんから聞かせてもらったお話は、私の人生の宝物でもあります。

 

ある時、 I さんの自宅に招かれて中に入ると、とても立派で凄いなぁと思っていたら、「これは自分らで建てたんじゃ」と言われて。

その時の私は、家も自分で建てられるん??とビックリでした。

 

そもそも本来は自分たちの生活は自分たちで成り立たせていたわけです。

家に関することだって自分達で出来ることがあるのですね。

生きる力を身に着けて行く

本来住宅は自然のモノで造られ長く持つものではなかったのではないでしょうか。また傷んできても自分たちで手直しできたのではないでしょうか。

実はこれは医療の世界、農業(食べ物)の世界でも同じで、基本は自分達のことは自分達でする。守る。そういう風に私達は生きて来たはずです。

それが明治以降、資本主義経済が入って来てから、私達は自分でできることを放棄させられ、お金を稼ぐことしかできなくなってしまいました。

 

自分達でできることがあるのは協力する心を育てることになりますし、人との繋がりは安心感に繋がると思います。お金だけに依存することも無くなります。自分達でできると言うことは「生きる力」を身に着けることだと思います。

それが心豊かに幸せに生きていける道だと私は考えています。

●整体院&シェアハウスDIYの様子は、こちらからご覧ください!

当院は2025年開業の予定です。それに向けて日々家をDIYで作っていってます!

YOUTUBEでその様子を載せていますので、良かったらご覧ください(^^)