足の指が痛くて歩くのが辛かった方(Mさん・女性 74歳)のその後の様子をお知らせします。
現在、Mさんは施術は受けておらず、時々連絡を取っているという状態です。
セルフケアで症状が治まる
先日、「調子は如何ですか?」と尋ねたところ、
「セルフケアをさぼると痛みが出てきますが、ケアをしていると痛みが出なくなります!」
と言うことでした。
これだけでも凄いなと思います。
セルフケアで症状をコントロールできるんですから。
自分で出来るところが関節トレーニングの素晴らしいところですね!
セルフケアは全体をやることが大切
ただ、もっと言えば、足指の問題は足首や股関節。もしかして上半身の影響も考えられますから、やはりセルフケアは全て学んだ方が良いと言えます。
さらに言えば・・・
関節トレーニングの開発者の笹川先生曰く、
「同じところばかりやっていると、そこが強くなって他のところが相対的に弱くなる」
ということです。
言い換えると、相対的に弱くなったためにその状態の症状が出る可能性があると言うことです。
身体は全体でバランスを取っている

私達は現代医学の影響を受けて来た為か、身体を全体で観ることができなくなっています。
ですから部分の症状が無くなれば良い(手術では、患部だけ切り取れば良いとか)、それでゴールと思ってしまいがちです。
ですが、部分は部分だけで存在しているのではありませんよね?地そこの球が様々なモノから成り立っているように、私達の身体も様々なモノが連係して成り立っています。ですから、やはり全体を観る意識を持つ必要があります。
症状が出ているからと言ってその部分の症状だけを取ると、今までと変化したバランスを取るために他の場所に症状が出ることもあるのです。
ですから、部分に囚われず、セルフケアを学ぶ時は一通り学ばれることをおススメします。