ここでの内容は、施術を受けられる方が対象です。
当院では施術者が良くして終わりではなく、
「患者さんが自分自身でも良くする、維持して行ける」
ことを目標としています。
ですので、施術+セルフケアのメニューも用意しています。
そのセルフケアですが、やはりやり方を間違うと痛めてしまったりと逆効果になってしまう可能性もあるのです。
関節トレーニングの場合、弱っている筋肉(さぼり筋)はそもそも働きにくい状態になっています。それを間違ったやり方ですると結局、過緊張の筋肉(がんばり筋)ばかり働かせてしまう危険性があるわけです。
ですから、セルフケアをお伝えする場合の決めごとを書かせていただきます。
①学ぶタイミングはこちらが「大丈夫だろう」と思う時期であること。
②今必要なセルフケア1セット(2つ)お伝えする。
※いっぺんにお伝えしても覚えられないし間違います
③お伝えした1セット(2つ)のセルフケアを施術前に確認し、出来ているとこちらが判断したら施術後に次のセルフケア1セットをお伝えする。
出来ていないと判断したら現在のセルフケアを修正し、次のセルフケアをお伝えするのは中止する。
特に症状が悪かったりする方の場合は注意が必要なので、上記のように決めることにしました。
先ずは他力から初めて、少しずつ自力の割合を増やして行く。
最終的には自分で維持できる。
焦らずに長い目で見て行きましょう。