ここでは関節トレーニングで猫背が改善した例について書いて行きます。
Nさん(女性75歳)は、子どもの頃から猫背でそれが気になっていました。
施術は猫背を改善させることを一番の目標にしていました。
子どもの頃からの猫背が見事に改善
前の記事ではちょっと難しく書いてしまいました。
それでは分かりにくいですね。
ここでは変化を写真で載せます。
これは関節トレーニングでさぼり筋を働かせた結果です。
若い時にそうでなくても加齢に連れて筋肉も弱って様々な症状が出たり姿勢が悪くなってきます。
Nさんの場合は子どもの頃から猫背だったようですから、それだけ筋肉のバランスが悪かったのでしょう。
それが加齢とともに更に悪化して行ったということです。
ですが、そんなケースでもさぼり筋(働きにくい筋肉)を働かせることで、こんなにも変わるのです。
筋肉働かせる施術(運動療法)だからこそできること
今までの一般的な施術は緩めるモノが殆どでした。
過緊張の筋肉を緩めれば痛みが消えることもありますし、姿勢が改善することもあります。
ですが、筋肉の過緊張(~症状、姿勢悪化)は実は結果で、その奥には弱っている筋肉の存在があり、それが原因なのです。
その弱っている筋肉を「さぼり筋」と言い、そのさぼり筋を庇って過緊張の筋肉が出てくるのです。
ですから根本的に症状や姿勢を良くするには弱っている筋肉を働かせることが一番なのです。
運動療法(関節トレーニング)だからこそ、弱っている筋肉を見つけ、そこを働かせ、根本的な改善に繋げることができるのです。