前回まで、がん死亡数が増えてること、難病患者数が増えていることについて書きました。
前の記事はこちらから
今回は、その背景にあるのは何か?
原因と思われるものはどこにあるのか?
について、書いていきます。
食習慣の大きな変化
病気の原因の一つに、食生活の急激な変化があったことが大きく影響していると考えられます。
それは大きくは、
・食事の欧米化
・外食産業の進出
・化学物質の増加
にあると考えられます。
今回は、まず「食事の欧米化」について書いていきます。
戦後、食事が欧米化した
戦争に敗けた後(1945年)、食の欧米化が進みました。
米食・味噌汁・漬物からパン食・牛乳・肉・油料理に変化したのです。
慶応大学の研究者が「米食をすると頭脳が悪くなる」と主張したり、小麦食品業界が「米を食べると馬鹿になる」というパンフレットを配布するということがあったそうです。
アメリカが日本にパン食を普及させたのは、パン食によって日本人の食事が欧米化しますね。
そうすると、日本が永久的なアメリカのお得意様になる。
そういう戦略があったと言われますね。
栄養学校では欧米型の栄養学が教育され。
学校給食ではパンと牛乳を無償提供された。
戦後、こういったことがあり、米食が否定され?和食から欧米食に急激に変化したという流れがあります。
こういった元々日本人が食べていなかったものを急に食べるようになったことが心身に何の影響も与えないと言い切れるでしょうか?
敗戦後、病気が増えているのは、こういった食事の欧米化が影響していると考えられないでしょうか?
となれば、病気の人はまず食事を見直す必要があるということですね。
病気は結果であり、結果には原因があります。
クスリで病気が治るわけではありませんから、やはり原因に向き合って改善していくことが大切ですね。
それでは続きはまた書いて行きます。