眼の様子がおかしくなって来たので眼科に行くと、両眼の白内障と右眼の網膜剥離と言われました。
網膜剥離はキャプテン翼(サッカーの漫画)のロベルト本郷が患った病気で知っていたので、まさか自分も・・・!?と背筋が凍る思いでした。
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家を離れると症状が良くなった?
眼の病気になって即入院となったのですが、そこでビックリすることがあったのです。
それはあんなに酷かった肌の症状が入院して2週間ほどで半分ほど改善したことでした。
実家にいる時は、正直両親のことは本当に嫌でした。
それは医師である父からは、兄や弟と比較され明かに見下され。
何かあると「お前か!?」と疑われたり、馬鹿にされたりしていて(私は何もしていません 笑)。
父は両親の仲が良くない環境で育ち、そこから抜け出したいために必死に勉強して、その結果医者になったと言っていました。
ですから、コミュニケーションは苦手で、勉強ができることが人としての価値だと考えていたのかも知れません。
母からは、私が皮膚が痒くて掻いていると、「掻くな!汚い!」などと言われていました。
母は優しい両親に育てられ、弟さんと仲の良い家族で育ってきたようですが、自分が病気になったこともないので私の様子に理解がなく、それで悪気もなくそんな言葉を発していたのだと思います。
そういった両親の反応がキツくて私はそれらがストレスになっていました。
こちらからすると、父のクスリで悪くなって苦しんでいるのに、その上にまた責められて。
当時、家に自分の居場所はなかったですね。
高校生の時は真夜中まで遊んで、家族が寝ている深夜に帰って家族とはなるべく顔を合わせないようにしていました。
心と身体の繋がりを体験
入院できたことで、そんな嫌な環境から解放された気持ちが強くありましたね。
ストレスが減ったからでしょう、症状が見る見るうちに改善したのです。
来れには私自身もビックリしました。
また別の時ですが、色々あってイライラしていると痒さが酷くなって来たりと、
明らかに症状が悪くなるのです。
こういった実体験から、精神(心)の状態と症状(身体)は密接に関係しているのだ、と言うことが分かって来ました。
だから、如何に自分の心を落ち着けるか?というのが自分の課題にもなっています。
そしてそれが身体だけではなく心を観る今の私の治療の原点になっているのです。