ですが、使い続けていると効き目が悪くなって行くのです。
それに伴い塗る量が増えて行きました。
クスリの効き目が無くなって行く
アトピー様の症状が出る場所も、肘の内側や膝裏だけでなく、首や顔に広がって行ったように記憶しています。
中学生になった頃には顔に塗りたくっていたのを覚えています。
最初は中程度の「キンダベート」をよく使っていました。
それが強力な「フルコート」になり。
高校生の時にはそれも効かなくなって、かなり強力な「マイザー」を頭、顔、首、腕や足の関節に塗るようになっていました。
大量に塗らないと症状が出てきてしまい、辛いのです。
最終的にはそれでも効かなくなり酷い痒みで搔きむしるので、浸出液や血が出ることもあってお化けのような状態になってしまったのです。
「死にたい、死にたい」と思う日々
この時は本当に生きた心地がせず、毎日「死にたい」と繰り返し思っていました。
医師である父も私の状態を理解できないし、誰もどうしたら良いのか教えてくれません。
真っ暗な暗闇をずっと一人で彷徨っている感じだったのです。
朝起きると皮膚がパジャマに張り付いていて剥がすのが辛く、服を着替えることだけでも本当にきつかったですね。
学校は中学くらいから好きではなくなりましたが、高校生の時はそれとは関係なく身体の症状がキツイのと精神的にも病んでいたので、ベッドに1日中寝ているだけの時もありました。
クスリが無くなってくると精神的にも落ち着きが無くなって不安に襲われ。
クスリが手に入ると安心すると言う、依存症のようにもなっていました。
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