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徐々に酷い状態になって行く~私の脱ステロイド体験記

ステロイドを塗ると見事に皮膚は綺麗になり、痒みもなくなります。

これは本当にびっくりでした。

ですが、使い続けていると効き目が悪くなって行くのです。

それに伴い塗る量が増えて行きました。

 

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クスリの効き目が無くなって行く

ステロイド外用薬の強さ
ステロイド外用薬の強さ

 

 

アトピー様の症状が出る場所も、肘の内側や膝裏だけでなく、首や顔に広がって行ったように記憶しています。

中学生になった頃には顔に塗りたくっていたのを覚えています。

 

最初は中程度の「キンダベート」をよく使っていました。

それが強力な「フルコート」になり。

 

高校生の時にはそれも効かなくなって、かなり強力な「マイザー」を頭、顔、首、腕や足の関節に塗るようになっていました。

大量に塗らないと症状が出てきてしまい、辛いのです。

 

最終的にはそれでも効かなくなり酷い痒みで搔きむしるので、浸出液や血が出ることもあってお化けのような状態になってしまったのです。

 

「死にたい、死にたい」と思う日々

この時は本当に生きた心地がせず、毎日「死にたい」と繰り返し思っていました。

医師である父も私の状態を理解できないし、誰もどうしたら良いのか教えてくれません。

真っ暗な暗闇をずっと一人で彷徨っている感じだったのです。

 

朝起きると皮膚がパジャマに張り付いていて剥がすのが辛く、服を着替えることだけでも本当にきつかったですね。

 

学校は中学くらいから好きではなくなりましたが、高校生の時はそれとは関係なく身体の症状がキツイのと精神的にも病んでいたので、ベッドに1日中寝ているだけの時もありました。

 

クスリが無くなってくると精神的にも落ち着きが無くなって不安に襲われ。

クスリが手に入ると安心すると言う、依存症のようにもなっていました。

 

眼に異変が起こる

そんな高校2年生の冬(16歳)に、眼の見え方おかしいことに気づきました。

文字を見ると、いつも歪んで見えるのです。

また、常に霧(煙?)の中に居るように見えるのです。

 

「これはおかしいな」と思って眼科に行くと、

両眼の白内障と右眼の網膜剥離と診断され、即入院となったのです。

 

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