今回は長年患っためまい・ふらつき・耳鳴りが改善した方の症例を報告します。
メニエール病も現代医学では治らないとされているようですが、こういった自然療法で改善する可能性があると知っていただけたらと思います。
クスリで免疫力を下げ、症状が悪化した?
Yさんは子どもの頃から身体が弱かったそうです。
母親はクスリを好んで使う人だったようで、中耳炎をする度に病院に連れて行かれクスリを飲んでいたそうです。
30歳の時に左耳の真珠腫の手術をしましたが、聞こえが悪化(難聴)。
その1年後に右耳も聞こえにくくなり、眩暈も始まる。
長年、両耳が聞こえにくい中で孤独感を感じて来たようです。
最初に会った時はフラフラしてダルそうで、会話もろくに聴けていない状態でした。
富士市の方で遠方でしたが、友人の紹介で私の事を知って施術を受けに来られたのです。
お母さんも娘のことを思ってでしょうから悪く言うことは出来ません。ですが、生まれつきの弱さに加えてクスリで更に状態は悪くなってしまったようです。
現代医学のクスリは症状を抑えることが目的です。免疫力を下げて症状を消すだけなのです。それは治ったのではなく、それどころか免疫が下がったことで他の病気を呼び込む可能性もあります。
本当に良くなるには、免疫力jを上げて体内に溜まっている毒素を出す必要があるのです。
当院では、施術だけでなく、本人の食事を含めた生活習慣の改善をしてもらって良くなったのです。
症状が出ている場所と腹部が硬くなっていた
初診時に全身を触ると、
・側頭部(こめかみ)に浮腫みがあり(特に右)、筋肉も硬くなっている。
・耳の中、周りが硬い。
・首、肩、背中の筋肉が硬い。
・お腹は、大動脈・大静脈、肝臓、大腸が硬くなっている。
という状態でした。
こう言った慢性疾患の方は、患部だけでなくお腹(内臓・血管)も硬くなっていることが殆どです。
これは実際に触る施術をするから分かることです。
触診をしっかりすることの無くなった現代医学では分からないのです。
施術は患部とお腹を中心に行う方針にしました。
初回の施術で変化を感じる
Yさんは施術後、首が楽になり、2日間耳鳴りが改善するという変化があったということです。
これにとても喜び、希望を持たれるようになりました。
そして、遠方ではありましたが2週間に1回のペースで治療を受けることにされたのです。
免疫力を上げるための生活習慣のアドバイス
上記にも書いたように、普段の生活こそが大切と言うことで、生活習慣改善の提案をしました。
・朝食抜き、和食中心の1日2食(空腹の時に、毒素を出す働きが強くなる)
・甘いものは控え目にする(血液を汚し、身体を冷やす)
・緩下剤のスイマグ(水酸化マグネシウム)を飲んで便を出す
これらは、
・身体に溜まった毒素を出し、
・身体に良くないものは少しでも入れることを避け、質の良いものを取り入れ、
・免疫力を上げるため
です。
Yさんは素直に受け入れて取り組んでくださいました。
それでは続きはまた書いて行きます。
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